義塾野球部 明治大学に勝利 勝ち点を1に
4月25日(土)-27日(月)、明治神宮球場で東京六大学野球春季リーグ第3週・明治大学戦が行われた。義塾野球部は、前回の対法政大学戦では惜しくも敗れてしまったが、対明大戦では3試合中2試合で勝利、勝ち点1とした。
強敵相手に汗握る3戦! 軍配は義塾に
第1回戦は義塾が後攻で試合が開始された。4回表、明治大学(以下、明大)に1点を先制されるも、その裏、横尾俊建選手(総4)が同点ホームランを放ち、すぐさま反撃に成功。さらには5回裏で先頭打者・梅野魁土選手(環4)のフォアボールや相手のエラーを皮切りに、谷田成吾選手(商4)・横尾選手などの連続タイムリーで一挙7点を奪い、大量リードをとった。9回表には明大に4点返されたものの、最後まで点を守り抜き、M5-8Kで1回戦を制した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| M | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 |
| K | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | 0 | X | 8 |
続く第2回戦は義塾の先攻で始まった。義塾は先発に三宮舜投手(商4)をマウンドへ送る。これまでの公式戦で明大に対し好投だった三宮投手であったが、4回に1点、その後6回にまさかの満塁ホームランを放たれ、味方の失策も絡みなんとこの日は7失点。打線で援護したい義塾だったが、点差が縮まるどころか一本がでず、K0-7Mと完封負けを喫した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| M | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | X | 7 |
勝ち点獲得のために負けられない第3回戦。6回表まで両者どちらも点を譲らぬ展開の中、6回裏・義塾の2ランホームランにより2点を先制。今期、未だ本調子ではなかった谷田選手がフォアボールを選び出塁すると、続く横尾選手がレフトへの特大ホームランで流れを一気に引き寄せた。その直後の7回表には明大から1点を返されたものの、小原大樹投手(環3)、三宮投手、加藤拓也投手(法3)の粘りの継投でリードを守りきり、M1-2Kで制した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| M | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| K | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 2 |
次戦はあす 対東京大学!
次なる義塾の戦いは2日(土)-3日(日)、東京大学との対戦。この試合では「こどもの日」にちなんで、応援席にてこども席が設置される。親子で一緒に座って応援ができ、得点が入ればメイン台に上がって部員と肩組み若き血を行う。
また、希望する男子は3回に第1ブロックサブに招待され、応援が経験できる企画や、女子は5回チア曲の際にポンポンを借りて左右に手を振る振り付けをゲート前通路にて体験できる企画がある。
ほかにも、試合開始後2回裏まで、受付で應援指導部マスコットの「ユニコンくん」と写真を撮れる企画も予定されている。希望する男性には学ラン、女性にはチアリーディング部のウィンドブレーカーを貸し出し、撮影を行う。3・4回はスタンドに出て観戦者と交流が行える。
義塾のリーグ戦優勝のためには、残り全試合を無敗が最低条件だ。今後の戦いでは、クリーンアップをはじめとする打撃の奮起に期待したい。次戦・東京大学戦での義塾の勝利を目にするべく、神宮球場へ足を運んでみてはいかがだろうか。