明日、Palmという会社からm505という新しいPDAが発売される。このごろ次々と種類が増えているPDAの一つである。PDAとは Personal Digital Assistanceの略で、我々の生活(スケジュール管理やちょっとしたメモなど)を支援してくれるためにある。それ以外にもSONYの新ClieのようにMP3を聞けるなどの機能を持っているものが出てきて、我々ユーザーとしてはかなり選択肢が広がった。


 我々が日常利用している携帯電話もスケジュール管理や目覚まし代わりなど、生活を支援する「PDA」となる可能性が高い。これを柔軟に利用すると我々の生活は非常に便利になるが、PDAの役割はそこで止まらない。新しいPDAはネットサーフィンやメールなどネットワークの機能も充実しており、今年中に m505はBluetooth(Clip4/20号に掲載)をも使えるようになり、我々が利用している学内無線LANの感覚でネットワークに接続することが可能になる。
 携帯電話や、オンラインになれるPDAが増えていくと、我々は仲間や友達と携帯メールや携帯チャットの感覚で会話ができるようになるばかりでなく、友達登録しておくとその友達の感情を表す色が画面に表示されるなど、今では不可能な非言語的なメッセージの表現が可能となったり、いつでもどこでも映像を送ったりと、楽しいことがどんどん可能になっていく。今後のさらなる発展におおいに期待したい。