今週の特集はWilliam&Maryプログラムです。 みなさんは、このプログラムについて聞いたことがありますか?
 まず、William&Maryという大学について知っていますか?
 今回は今後特集するWilliam&Maryプログラムの前に William&Mary大学って何?どこにあるの?というお話を していきたいと思います。
 次号で、プログラムを引率された先生等のお話などを紹介していきます!


William&Mary大学って何?どこにあるの?
Wiiliam&Maryプログラムとは、毎年、慶応義塾大学とWilliam&Mary大学が一緒に主催しているプログラムです。
ここでみなさんが疑問に思うことはWiiliam&Mary大学ってどこにあるの?ということではないでしょうか。Stanfordや Oxfordなら知ってるけど…という人はこの機会にぜひWiiliam&Mary大学を知ってください!
アメリカでは2番目に歴史のある大学なのです!この大学が位置するのは、アメリカの首都ワシントンからバスで3時間ほど行ったところにあるヴァージニア州のコロニアル・ウィリアムズバーグ。
ここは、町全体が18世紀の植民地時代を復元しており、まさに生きた博物館状態。大学を一歩外にでれば、そこは18世紀の植民地時代のアメリカ。
町に住む人々は当時の格好をして道を歩き、建物は歴史を感じる、趣きのあるたたずまいをしています。これだけのスケールを持っている街は他にはないのではないでしょうか。東海岸では人気の観光地となっているウィリアムズバーグ。その中にWilliam&Mary大学はあります。
植民地時代のアメリカは今のアメリカとは少し異なっています。まさにここ、バージニア州はアメリカ人にとってふるさとのようなところで、愛国心を一番感じられる場所とも言えるのかもしれません。
植民地時代のアメリカの歴史・そしてアメリカ人の持つ愛国心の根源的なものを詳しく知りたい方はPatoriotというメルギブソン主演の映画をぜひ見てください!アメリカの人にとって、バージニア州、中でもここウィリアムズバーグがいかに大切な場所か理解できるでしょう。また、アメリカにいながら、植民地時代の名残のあるここウィリアムズバーグではイギリス的な要素も感じることができるのかもしれません。
Wiiliam&Mary大学はハーバード大学につぎ、アメリカで2番目に創られた大学です。レンガ造りの素適な建物が建ち並ぶ大学であり、広いキャンパス内には芝生が広がっています。ジェファーソン、モンロー、テイラーなど歴代大統領も卒業しており、アメリカの名門校として知られているすばらしい大学です。今でも学業ではアメリカの私立の中ではかなり優秀な成績をおさめています。
Wiiliam&MaryプログラムはSFCのカリキュラム理念に基づき1991年にSFC独自のプログラムとしてスタートした、他の海外研修とは少し異なったユニークなプログラムです。両大学が共同して開発、育成している海外研修プログラムで、実際にアメリカに行って、大学で勉強する3週間に加え、一年を通して、日本とアメリカで一つのTOPICをディスカッションしていきます。
ここでSFCっぽいと思われるのが、ネットワークを駆使しているところ!一年を通しての日米でのディスカッションは、BBSやメールでのやり取りに加え、ビデオカンファレンス、つまりビデオのリアルタイム会議システムを用いている点です!
次週は引率された先生へのインタビューです。プログラムの詳細や目的などを紹介するので、ぜひ読んでください!