2002年度のカリキュラムが組まれ、教職の免許を取得できるコースが加わったことや、特設科目として「慶應義塾入門」が開設されることが明らかになった。


 教職課程を履修した場合、総合政策学部では、中学生の「地歴」と高校の「公民」の免許が、環境情報学部では、高校の「情報」の免許ががそれぞれ取得できるようになる。教職課程の登録は2年生からとなっているが、興味のある1年生は、1年生向けの教職課程ガイダンスに出席することができる。
 「慶應義塾入門」は、歴史の深い慶應義塾の創始者である福澤諭吉先生の思想を学び、自分の専門と結びつけていくことを目的とした授業で、福澤先生の重視していた実学の精神を、SFCでも受け継いでいくこともあわせて狙いとしている。