ハングル研修についての特集第2回です。今回は、責任者の先生へのインタビューを掲載します。


1. ハングル研修とはどのようなものですか?
朝鮮語の海外研修は韓国のソウル大学校で春休みと夏休みに行われています。両方とも初級で期間は3週間です。1日4時間の授業は一般的な語学授業以外にもお料理作り、道探し等のタスク授業、韓国伝統音楽のサムルノリ、板門店訪問等の様々な文化体験も行われています。なおSA制度をおいて一週間2回午後時間をソウル大の学生達と一緒に過ごすことも出来ます。
2. 当研修にはどのような人に参加してほしいですか?
インテンシブ2期を取った方ならば誰でも参加できます。これは研修の教材がSFCの教材(1期と2期)をマスターしたという前提で作られたためです。
3. ハングル語研修の特徴は何ですか?
*研修のプログラムはSFCの教材を基盤とし、全て、SFC生のために企画されて行われているものです。テキストのレベルが連続しているというのは色々な面で学習の効率性を非常に高めていると評価しています。
*語学以外にもフィールドワークが行われています。自分の決めたテーマに対して事前調査と現地調査を通じて日本では調べられない韓国に関する色々な知識を得ることが出来ます。
*毎年研修の前にソウル大の教員をSFCに招待しているので、参加者の実力、個性などを確認してプログラムに反映しています。

  1. 過去に参加された研修で、印象的だったことはなんですか?
    ソウル大学生のSAと友達になって研修の後また一人で韓国を訪問したりする学生が毎回おり、彼らを見ると微笑ましくなります。また彼らが韓国に行く時は必ずソウル大の先生を訪ねているのもそうですね。
    5. 最後に、何かコメントがありましたらお寄せ下さい。
    韓国は近くて行きやすいですが、旅行者には表面的なものしか見ることが出来ません。