鶴岡タウンキャンパス内の先端生命科学研究所では23日(月)から3日間、「First IECA Conference on Systems Biology of E.coli "Back to the Basics of Life"(バクテリアシステム生物学国際会議)」が開催される。


 昨年11月、「バクテリアを丸ごとコンピュータ上にシミュレーションして再現する」という生物学の目標達成に向けて、9カ国21人の大腸菌研究者とバイオインフォマティクス研究者がロンドンに集結。その集まりに、冨田勝・環境情報学部教授・先端生命科学研究所所長(兼職)、森浩禎・奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター教授(兼職)らも日本より参加した。この集まりで各国の主要な研究プロジェクトが相互に協力関係を結ぶことが決められ、今回の会議はその第1回目として開催される。
 また、期間中の24日(火)午後には、昨年のノーベル医学生理学賞を受賞した
シドニー・ブレンナー氏が基調講演を行う予定。