10日(木)18:00より、映像クリエイターのタケイグッドマン(本名:武井良仁)の講演が佐藤雅彦研究室主催で行われた。


 会場となったΩ12には、講演開始後30分で200人ほどの学生が集まり、壇上のタケイグッドマンの話に聞き入った。タケイグッドマンは、当日のために自分の気に入った映像を録画した多数のVHSを持参、披露した。講演は、そのVHSからミュージシャンのスチャダラパー用に作ったミュージッククリップなど、過去の自分の映像作品を何本も紹介しながら進められ、同時に佐藤雅彦・環境情報学部教授や学生との質疑応答も行われた。
 自分の映像を流しながらタケイグッドマンは、「自分の特徴はリズム感」と話し、カメラの情報量は日常の人間の目で受け取る量より多いとした上で「僕らの仕事はその情報を絞ること」と語った。後半は学生からの質問が絶えず、予定時間を過ぎた20:00まで講演は続いた。
【タケイグッドマン、本名:武井良仁(たけい・よしひと)】
 スチャダラパー「後者」にてPV初監督。以降、Tokyo No.1 Soul Set、小沢健二、をはじめとするミュージシャ ンのビデオクリップを制作。CDジャケットデザイン、CMなど多方面で活躍中。