湘南台駅前で学習塾やカフェ、レンタルスペースなどを経営するSFC PLAZAと印南一路研究プロジェクト発のSFC生向け中古教科書売買サイト「にのきん」が昨年の10月より提携していることが分った。


 提携にいたったのは、まずにのきん側から教科書の取引所としてSFC PLAZAに協力してほしいという打診があったという。今ではにのきんの広報などもSFCPLAZAが担当している。SFC PLAZA代表の伊豆はるかさん(総4)によると「(にのきんは)面白いシステムだと思ったので協力してます。にのきんの運営メンバーは既に社会人なので、実質的な業務もこちらでやる形になっています」とコメントした。
 にのきんの基本システムは、WEBで登録した会員同士間において教科書の売り手と買い手が成立した場合にのみ取引が行われ、教科書の引渡し所として、ユーザーはSFC PLAZAを利用するというもの。教科書は定価の4割で買い取られ、6割で販売される。10月の業務提携以降は合計で2万ほどを売上げているが、伊豆さんは「まだまだこれから毎日人がごった返すように流行らせたい」と語った。
 本体のSFC PLAZAについても、伊豆さんは「クリエイティブで根性のある人材を募集中です。特に広報や宣伝活動に興味のある人や、簿記や財務の知識のを持った人を求めています」とコメントした。