22日(火)3限、デザイン言語総合講座(θ館)にて、ゲストに工業デザイナーの深澤直人氏が招かれる。深澤氏は、"デザインケータイ"という名を定着させた「au Design Project」のファーストモデル"INFOBAR"のデザイナーとしても名高い。


 また、プロダクトデザインのブランド「±0(プラスマイナスゼロ)」のプロデューサーでもある深澤氏。17日(金)放送のNHK新番組「プロフェッショナル 仕事の流儀/デザインで心をつかむ- 工業デザイナー深澤直人の仕事」では、「±0」での仕事などが紹介され、氏の淀みなく溢れ出る発想力を感じさせた。東京・青山の「±0」直営店では、深澤氏のデザインによるインテリアにとどまらず、家電、雑貨なども販売されている。現在、青山外苑西通りのワタリウム美術館にて、深澤氏の「ありそうでないもの展」が開催中。1月23日(日)まで。
 なお、同講演においては、写真や映像の撮影は禁止されている上、出席代わりに提出する用紙以外には一切の記録をしないよう参加者には注意が呼びかけられている。
【深澤直人(ふかさわ・なおと)】
 1956年山梨県生まれ。80年、多摩美術大学卒業。セイコーエプソンのデザイナーを経て89年に米国「IDEO」社の前身である「IDTWO」に入社。Appleのデザイン言語開発やコンセプトのデザインなどに関わる。96年帰国。「IDEO Japan」を設立し代表者となる。2002年12月、東京に「Naoto Fukasawa Design」を設立する。2003年、KDDI/AUの携帯電話Info barが発売され、話題を呼ぶ。