12月13日(月)、Ω11にて、塾野球部OBでスポーツライター、また義塾の非常勤講師でもある青島健太氏を講師に、小泉信三記念講座が開催された。


 はじめに、今年4月に出版された小泉先生のスポーツにまつわる文章を集めた随想集「練習は不可能を可能にす」の一節を紹介した。
 その後、「strike」という動詞をキーワードに日米の野球についての違いを説明し、また、棒高跳びのセルゲイ・ブブカやヤクルトの岩村選手の取材話など、青島氏ならではの話題も披露された。
 最後に、毛沢東が述べた革命家の条件である「若くて、貧しくて、無名であること」を挙げ、自身のプロ野球生活と重ねながら、現状に満足せずに高い目標設定をするチャレンジ精神の必要性について説き、講座は終了した。
 講座途中、上着を脱ぐなど青島氏の熱の入った講演に、来場した聴衆も盛り上がりを見せた。