3月23日(水)、平成16年度卒業式が日吉キャンパスの日吉記念館で挙行された。午前中は曇り空だったものの、式が終わる頃には雨が降り出す天気となった。


 式典の式辞の中で安西祐一郎塾長は卒業生に「先導する力・独立する力・協力して生きる力」の三つを持って社会に出て行った欲しいと述べた。学位記授与では、各学部の代表が一人ずつ安西塾長から学位記を受け取った。環境情報学部代表で受け取った尾崎玲奈さん(環4)は「卒業式までは実感がなかったけど、証書もらうときに安西塾長の顔見たら、馴染んだ慶応をホントに卒業するんだなぁ、学生が終わって社会に出るんだぁ、ってしみじみしました。特に慶応生活10年だったので」と述べた。
 卒業式と三田会結成式のあとは各学部に分かれ、個人別に学位記を授与。SFCの学生のみが残った日吉記念館では、SFC3学部長のあいさつ、SFC AWARD授与などもあわせて行われた。あいさつの中で小島朋之総合政策学部長は「(卒業式内で授与された)塾長賞や小泉体育賞のほとんどはSFCの学生が受けた。慶應義塾はSFCが支えている」とその栄誉を讃えた。
 夕方からパシフィコ横浜で開催された園遊会では、「藤岡弘、」氏が司会役で登場。他にギターデュオのゴンチチらが登場し、会場を盛り上げた。
 大学院修了による学位授与式は、29日(土)に三田キャンパス西校舎ホールで行われ、1,313名(博士226名、修士1,087名)が巣立った。
-卒業生総数
文 995
経 1195
法 1220
商 1013
医 92
理 1023
総 407
環 440
看 106