1日(金)より、SFCで電子マネー「Edy」が導入され、早速読み取り機に携帯電話をかざし、「シャリーン!」とEdyを使って買い物をする姿が見られた。


 Edyは非接触ICチップを使用したプリペイド型の電子マネー。一般にはカード型だが、クレジットカードとの複合カードや、携帯電話にICチップが内蔵されているものもある。あらかじめ、クレジットカードや、チャージマシンを利用し、お金をカードにチャージした上で、店舗で決済ができる。
 既にSFCの生協では全てのレジで対応しており、現金をチャージするマシンも2台入り口に設置してある。また、タブリエ、SUBWAY、生協食堂や、看護医療学部の生協でも使用できる。メディアセンター内のコピー機にも後日設置される予定。

生協でのEdy導入にあわせ、3月28日(月)に「ANAマイレージクラブキャンパスカード」が発表された。このカードのEdyで決済すると、通常200円に1マイル、ANAのマイレージが加算される。カードは生協で申し込むことができる。
 マイレージサービスは、世界の航空会社に広く普及しているサービスで、フライトやショッピングで貯めたマイレージを、特典航空券や記念品に換えることができる。ANAのマイレージは、国内・韓国往復の特典航空券が15,000マイルから。また、10,000マイルで10,000円分のEdyに交換可能だが、期間限定のサービスで、5,000マイルで3,000円分のEdyに交換できる。
 去年10月より、ANAとEdyを運用するビットワレットと協議を行ってきた、慶應義塾生活協同組合の関根氏によると、現在は、日吉・湘南藤沢キャンパスのみの対応だが、2006年4月より、三田・矢上・信濃町キャンパスの生協でも使えるようになる予定とのこと。
 
 早速5月連休明けには、抽選で旅行やボーナスマイルがあたるキャンペーンを実施する予定で、今後、期間限定や、特定の商品に対してのダブルマイルキャンペーン、ANAの旅行パッケージにボーナスマイルなどを付加するサービスを考えているという。
「初めて生協でポイントサービスを実施します。カードに加入して、どんどん生協を使ってください」と学生に呼びかけた。