8日(火)、横浜市立東山田中学校の本城愼之介校長(97年政・メ修了)が、6月の修学旅行中に飲酒したことが発覚した。本城校長は楽天の元副社長で、校長の一般公募を通じて転身を果たしたことで知られている。


 市教委の発表によると、6月4日(土)から6日(月)の3年生対象の修学旅行中の5日(日)深夜に宿泊先の一室で他の教員らと缶ビールを飲んだ。市教委の指針では、校外学習や部活動指導中の飲酒は減給または停職処分の対象となっている。本人も事実を認めており、市教委では事実確認の後、処分を決定する予定。
 本城氏はSFC2期生で、97年に現在の「楽天」を三木谷浩史氏と共に設立した。02年に教育関連事業に取り組む「株式会社音別」を設立後、神奈川県初の小中学校での民間人校長の公募で68人の中から選ばれ、今年4月に着任した。楽天副社長という立場からの転身は大きな注目を集め、楽天に関する動きで東山田中にも取材の問い合わせがあったという。