SFCホームカミングデイの裏側 -実行委員に聞く-
SFCの卒業生、教職員、在学生が出会うイベントとして2002年11月23日(土)に初めて開催され、今年は六本木ヒルズでの初開催を大盛況のうちに閉じたSFCホームカミングデイ(HCD)。この一大プロジェクトをつくりあげる実行委員会(主催の義塾(事務、教員)、共催のSFC三田会(卒業生)、在学生で構成)の活動はあまり知られていない。今回、2005年のHCD実行委員会に参加した朝倉麻衣さん(総3)に話を聞いた。
いつ頃から準備を始められたのですか?
5月11日に教員と事務で第1回目のミーティングを開催しました。SFC三田会を含めての第1回目のミーティングは、6月15日に開催しました。私が関わり始めたのは9月初旬ですが、委員会としては今年の5月初旬になりますね。
実行委員会の人数および学生と卒業生の比率は?
教員4名、卒業生(SFC三田会)9名、在学生9名、事務室3名です。
準備の段階で特に苦労した/楽しかった点は?
今年で4回目ということもあり、在学生でもHCD自体を知らない人がまだまだ多く、スタッフとして協力してくれる学生を集めることに苦労しました。
楽しかったことは、多くの人に出会えたこと。毎年違う顔ぶれでスタッフが構成されるので、新しく在学生、卒業生と出会えたことが嬉しく、本当に楽しく、交流できました。
当日のハプニングなどあれば教えてください。
予想外の参加人数で、開催された六本木アカデミーヒルズ40の40カフェ内がかなり窮屈になってしまいました。しかし、HCD初の都内開催が大成功した何よりの証拠なので、今回のハプニングも来年に繋げられればと思います。
個人的に考えてらっしゃる、「HCDの今後の課題」がありましたら教えてください。
毎年、卒業生が幹事を務めているのですが(今年は4期生)、仕事を持ちながら、片手間でHCDの企画を行なっています。そういう忙しい中、いかに事務、卒業生、在学生がうまく連携してやっていけるかということは毎年の課題ではないかと感じています。
また、今年は今までになく、在学生がHCDに参加していたように感じました。しかし、まだまだ在学生の中にもHCDを知らない人がいます。学内でいかにHCDを広めていくかも、今後の課題だと思います。
それから、今年はHCD自体の企画は少なかったものの、700人弱の参加者が募り、大成功で終えることができました。詳しい内訳は、
卒業生:548
在学生・教職員:138
(現職教員: 74)
(退職教員: 10)
(在学生 : 51)
(職員 : 3)
総計 :686
となっています。これまでにくらべれば在学生の参加が多いほうだとは思いますが、もっともっと学内にHCDを浸透させ、卒業生、大学、在学生がHCDをきっかけに、連携して世の中を動かせていければすばらしいなぁと思います。
ありがとうございました