相模鉄道は25日(木)、JR線および東急線との相互直通運転の実施に向けて、国土交通省に対して営業構想の認定の申請を行った。申請を行ったのは、海老名・湘南台からJR線を経由して新宿・渋谷方面に向かうルートと、東急線を経由して渋谷・目黒方面に向かうルート。


 営業構想によれば、JRルートは、相鉄線西谷駅付近からJR東海道貨物線 横浜羽沢駅付近まで連絡線を建設し、貨物線経由でJR湘南新宿ラインに乗り入れる。一方で東急ルートは、横浜羽沢駅付近からさらに連絡線を建設し、新横浜駅を経由して、日吉駅から東急東横線または目黒線へと乗り入れる。これらの先にも複数の直通運転先があるため、複雑な運転形態となることが予想される。
 
 これらが完成すると、二俣川から目黒駅まで約38分(約16分短縮)、新宿駅まで約44分(約15分短縮)、大和駅から新横浜駅まで約42分(約23分短縮)、渋谷駅まで約47分(約11分短縮)の所要時間となる。
 
 一部報道によると開業は、JRルートは2015年3月、東急ルートは2019年の3月となっている。