先週から新たに始まった受験生を応援するコーナー「Welcome CLIP」。第1週目の今回は2007年4月入学を目指すAO受験生のために、B方式で見事合格を勝ち取った女性(総1)のインタビューをお届けする。SFCのAO入試で、最初かつ最大の難関、「志望理由書」で問われる「志望理由」に焦点を当てた。


<参加者>
匿名希望 女性(総合政策学部1年 AO入試B方式1期)
SFC CLIP編集委員 磯田岳洋
どうして大学生になろうと思ったのですか?なぜ慶應義塾SFCに?
 私は映像系のことをやりたいと思っていたんです。最初は専門学校に行こうと思っていました。でも、両親から反対されて…専門学校だと、自分のやりたいことが変わったときに対応できないじゃないですか。SFCの存在は学校の先生から聞きました。同時にAO入試の存在も。評定値はクリアしていましたから、どうせならB方式のAO入試で総合政策学部を受けてみようと思いました。
でも、映像系を受けたいのなら環境情報学部では?
 私は映画が好きなんです。好きなんだけど、既存の映画の検索システムでは自分の求めているものがいまいちヒットしない。それを問題に思ったんです。なので、より柔軟な映像検索システムを提供できたらなと思いました。同時にそういうサービスを提供する会社を起業も起業したいなって。ベンチャー起業運営を学ぶには総合政策学部ですよね。それにSFCでは環境情報学/総合政策学を垣根なしに学べますからね。どちらでも良かった、というのが本音です。
「やりたかった」ということは、今はやりたい事は変わったのですか?
 はい。実際にAO入試に受かってから、ネットでSFCの卒業制作を見たんです。そこで、既に自分と似た検索システムの研究が行われているという事を知りました。そしたら、あぁ、今からやってももう遅いんだな、と直感して。今は別の事を研究したいと考えています。
別の事というと?
 詳しくは秘密です(笑)
 一言で言うと…「間の研究」です。AO入試合格者は合格後に課題が与えられるんですね。そこでこの研究テーマに変えました。「こんな事がやりたい」と思って大学に入学するのはとても素晴らしい事だと思うし、いい事だと思います。でもそれにとらわれずに、大学に入ってからやりたい事を決め直しても全く構わないと思います。それができるのがSFCですよね。
AO入試希望者の中には「SFCのAO入試は日本一難しい」とか「何かの全国大会で優勝しているとかの実績がないと合格は難しい」と信じている人がいるようですが?
 何かの実績が伴っていないといけない、というのは間違っています。A方式の場合は何かしらの実績を求められるのでしょうが、私の場合はB方式でしたから。B方式では過去の実績は求められませんでした。私の友達にもA方式で入学した人がいるのですが、決して大きな賞を受賞してきた訳でもないみたいですね。ただ、人より情熱的な人が多くいるように感じます。また、SFCのAO入試は確かに難しかったです。でも簡単な入試なんて存在しません。それに、インターネット上の掲示板の書き込みなんて話半分の世界なんですから、そんなものに気をとらわれてはいけませんよ。
入学して2ヶ月が経ちましたが、去年の今頃(6月上旬)は何をしていましたか?
去年の今頃は、塾に通っていました。AO入試にも力を入れている塾を選びました。
なるほど。今日はいいお話をありがとうございました。

なお、先週お知らせした「CLIP受験相談室」ですが、告知したメールアドレスはシステム上の理由により上手く機能していませんでした。トラブルを修正し、今回から「CLIP受験相談室」を正式に設置しましたたので、受験生の皆さんからAOや一般受験に関する質問を受け付けます。記事作成の関係上、全ての質問に答えられない場合もありますので御理解ください。また回答は、SFC CLIP編集部独自のものであり、慶應義塾としての公式な見解ではありませんので御了承下さい。
応募はこちらまで
welcomeclip@sfc.keio.ac.jp