29日(金)、レノボとIBMは「ThinkPad」シリーズに搭載されたバッテリー52万6000個の自主回収を行うことを発表。対象は2005年2月から 2006年9月に販売された機種の5-10%に当たり、SFCの今年度の共同購入機「ThinkPad X60s」も含まれる。全機が対象ではないため各機毎に確認が必要だが、編集部内でも該当機種が見つかった。


 一連のソニー製バッテリーのリコール問題が、共同購入機種のThinkPadにまで飛び火した。この発表は、16日(土)にロサンゼルス国際空港で起きた ThinkPadの発火事故を受けての調査結果。同事故では航空機内でバッテリー駆動していたThinkPadが煙や火花を発した。なお、アダプター駆動では発火等の恐れはなく、該当するユーザには当面の対策としてアダプターの使用を呼びかけている。
 該当機種であるかどうかを調べるには、同社のサポートサイトから診断プログラムをダウンロードするか、バッテリーのシリアル番号を送信して確認する必要がある。自分のPCが該当機種であった場合、特設窓口に連絡して交換修理を申し込む。修理に関する費用は全て無料。