SFC Open Research Forum 2006の開催まで2ヶ月程。現代リアル学をメインテーマに、セッションや100以上の展示ブース、社会実験等の準備が進む。丸の内での開催や、街づくりコンテストの新設に加え、メインセッションの一部が明らかになった。


 今回明らかになったのは、オープニングセッションを含む5つのメインセッション。オープニングセッションでは三菱地所の福澤武会長と安西塾長が並び、モデレーターは國領二郎SFC研究所長。なお、福澤武氏は福澤先生の曾孫にあたり61年法学部政治学科卒。義塾創立150年記念事業委員も務める。なお、テーマは仮だがORFのメインテーマと同じ「現代リアル学」となっている。
 発表されているその他のセッションには、金子郁容総合政策学部教授と浅野史郎総合政策学部教授による「地方分権。理論と実際」、ORF実行委員会の井上英之総合政策学部専任講師や梅嶋真樹政策・メディア研究科講師らによる「Social Entrepreneurとは何?」、村井純慶應義塾常任理事と竹中平蔵参議院議員の「変わった日本。変わらない日本」がある。なお、テーマはいずれも仮決定。
 また、セッションとして新たに学部説明会も行われる。従来のORFにおいても、高校生向けのイベントが企画されてきたが、今回はより正式な説明会となる。冨田勝環境情報学部長、小島朋之総合政策学部長、佐藤蓉子看護医療学部長と3学部の学部長が顔を揃え、各学部30分ずつの学部説明が行われる予定。