次期環境情報学部長として、徳田英幸政策・メディア研究科委員長の当選が判明した。政策・メディア研究科委員長には金子郁容政策・メディア研究科教授が当選した。


 総合政策・環境情報両学部長および政策・メディア研究科委員長の選挙は5月16日(水)に行われ、1日(金)からは総合政策学部長に阿川尚之総合政策学部教授が就任している。そして今回、SFC CLIP編集部の取材で徳田英幸教授と金子郁容教授の当選が判明した。いずれも任期は10月1日から2009年9月30日までとなっている。
【徳田英幸(とくだ・ひでゆき)氏】<次期環境情報学部長>
 1952年生まれ。75年に塾大学工学部管理工学科を卒業。同大学院工学研究科修士課程、ウォータールー大学大学院博士課程、カーネギーメロン大学計算機科学科Senior Research Computer Scientist を経て、塾環境情報学部教授兼政策・メディア研究科委員に。2001年以降は政策・メディア研究科委員長を務める。専門は計算機科学、分散システムなど。著作には「ディジタルメディア革命」(共著、慶応義塾大学出版会)がある。
【金子郁容(かねこ・いくよう)氏】<次期政策・メディア研究科委員長>
1948年生まれ。71年に塾大学工学部を卒業。スタンフォード大学博士課程、ウイスコンシン大学経営工学科および計算機科学科准教授、 一橋大学商学部助教授、一橋大学商学部教授を経て、94年から慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授兼総合政策学部教授に。99年からは慶應義塾幼稚舎長を務める。専門はネットワーク論・コミュニティ論など。著作には「コミュニティ・ソリューション」(岩波書店)がある。