12月31日に放送された第58回NHK紅白歌合戦に、SFCの学生団体「アカペラシンガーズK.O.E.」と「I'm手話」のメンバーが出演した。一青窈さん(00年環卒)の歌う「ハナミズキ」を、コーラスと手話のコラボレーションで華やかに飾った。


 一青さんは在学中、アカペラサークルであるK.O.E.に所属しており、今回も当時から親しくしていた部員を通して出演依頼をしたという。また、一青さんの「手話を取り入れたい」という意向のもと、半年ほど前に設立されたSFCの手話サークル「I'm 手話」が参加。リードボーカルとコーラスに加えて、手話という視覚的なアピール力をもつハナミズキが完成した。
 曲の最後のフレーズでは、一青さんもマイクを置き、K.O.E.、I'm 手話のメンバーと共に手話で曲を歌い終えた。出演した学生は、この演出に番組プロデューサーが涙する場面も見られた、と語った。