4日(火)、義塾はグローバルな学習と経済状況に関わらない安定的な学習の実現のため、「慶應義塾創立150年記念奨学金」を新設し2009年度より運用することを発表した。対象は学部生で総数800名程度で、審査は家計状況を重視。義塾は年間総額2億円を給付する。


 本奨学金は、海外学習の支援及び学習のための経済安定の支援を目的としたもので、目的別に給付額などが異なる。
 海外学習支援の場合、留学やフィールドワーク等の海外学習活動を行いたい学生が対象。毎年250名程度に、1人当たり年間10-30万円程度を給付する。
 経済安定支援では、学生が経済状況に関係なく学業に専念できるよう経済支援を行う。毎年550名程度を対象に支給。困窮度によって支給金額が個別に決定され、1人当たり授業料の30%を基準に、最高で授業料の全額を給付する。