16日(火)2限、κ23「情報法」(玉井克也総合政策学部特別招聘教授)で米マイクロソフト知財戦略担当副社長のマーシャル・フェルペス氏がゲスト講演を行う。グローバル企業の戦略担当から直接話を聞ける貴重な機会。特許や著作権、トレードシークレットなど、知的財産について関心がある学生は必見だ。


 マイクロソフトは2003年に知的財産権に関するポリシーを転換し、他社へのライセンス供与を開始した。「知財のオープン化」への戦略的転換を果たす計画の中で、ライセンス契約のエキスパートとして知られるフェルペス氏は主導的な役割を果たした。
 本講演は正規履修者以外の聴講も可能だが、学生は学生証、教職員はキャンパスカードを教室入室時に提示することが求められるので、忘れずに携行しよう。
【マーシャル・フェルペス(Marshall Phelps)氏経歴】
スタンフォード大学院修了。コーネル大学ロースクール卒。法学博士。1972年IBM入社。知的財産・ライセンス担当副社長就任後00年退社。大企業からのスピンオフベンチャーを専門に扱うスペンサー・トラスクCEO経て、03年米マイクロソフト入社。06年より現職。