5月31日(日)、先端生命科学研究所の藤島皓介研究員が、米ウィスコンシン大学で開催された第14回RNA Society meeting 2009で、遺伝子に関する革新的かつ分野横断的な研究を行ったとして表彰された。


 この研究は、藤島さんが政策・メディア研究科博士課程在学中に、当時同研究科修士過程だった菅原潤一さん(政・メ博士課程)、金井昭夫環境情報学部教授らと行っていたもの。今年2月に温泉に生息する生物からジグゾーパズル状の遺伝子を発見し、米国科学アカデミーの研究冊子に発表していた。
 同発表は、遺伝子の起源に迫る可能性があるとして注目されている。この表彰に際し、同研究所所長の冨田勝環境情報学部教授は「今回の研究は鶴岡独自のもの。これからも多くの研究者が鶴岡から世界にはばたいてほしい」とコメントした。