ORF間近! 実行委員にインタビュー 今年の見所は?
今年のORFは凄い。SFCのメディアデザイン系のプロフェッショナル達が集結し、「創造の庭」を創り上げる。その断面を垣間見るべく、ORF2009実行委員長の小川克彦環境情報学部教授と、加藤文俊環境情報学部准教授、田中浩也環境情報学部准教授、中澤仁環境情報学部専任講師に話を聞いた。
Twitterをフル活用
今年のORFではTwitterをフル活用。準備期間及び当日、ハッシュタグ「#orf2009」のついた発言が、ORF公式サイトと連動するという仕掛けも用意された。トップページに表示されている惑星をイメージした緑の円から、あたかもそれぞれのつぶやきが生えてくるかのようなビジュアルになっている。時間の経過につれ、つぶやきが断層となり積み重なっていく。茂ったつぶやきから、ORFにむけて盛り上がる様子が確認できる。
当日は、会場入口のタッチパネルに同様のものが表示され、Twitterのつぶやきを拡大表示できる。さらにメインセッションでは画面にTwitterが表示され、受講者のつぶやきがリアルタイムで表示されるようになる。
中澤:「Twitterは単なる通信手段に過ぎない。だがユーザーが増加して行くにつれ、Twitterが空気のように感じられてきている。その中で、SFCらしいコミュニケーションの仕方を追求していきたい」
小川:「Twitterで参加者につぶやいてもらって、リアルでもヴァーチャルでも繋がってると感じて欲しい。」
90台のiPod touchが生えてくる!?
会場の入口にはタッチパネルだけではなく、iPod touchが草のように生えているような展示がされるという。ORFnaviと名付けられたこの展示は、ブースの数だけ棒の先端にiPod touchを取り付け、そこに各ブースのハッシュタグがついたつぶやきが表示されていく。通称「おさわりガーデン」。参加者に触れるメディアを体感してもらおうという試みだ。
田中:「Twitterを色んな角度で見て欲しい。面白い表示装置がたくさんあるので、みんなにたくさんつぶやいてもらいたい。」
六本木にてメディアバトル勃発!!
ORF当日には加藤文俊准教授による「新聞」が発行される。その名も「ORFなう」。リアルタイムで編集、校正し、当日中に配布を行う。
加藤:「大事なことは即時性。それを紙媒体でもやりたい。2日間で4回発行を目指す。打倒CLIPです。」
小川:「今年のORFはまさにメディアバトル。今までは新聞記者など特定のメディアしかできなかったことが、個人でも出来るようになる。CLIPなんて目じゃないっていう人も出てくるかもしれない。誰でも新旧メディアバトルに加われるようになる。」
そして、4人の教員は、「とにかく1度来てみて欲しい。」と話す。
小川:「研究会に所属してない学生や1年生は、どうもORFに関心がないように見える。しかし今年のORFはとにかく面白い。我々メディアデザイン系の教師陣が好きなことをやっている。ぜひ六本木まで来てみて、SFCらしいコミュニケーションの仕方に触れて欲しい。」
“ORF間近! 実行委員にインタビュー 今年の見所は?” への4件のフィードバック
教員の方二人が机に腰掛けていらっしゃる。
私は「机に腰を掛けるものではない。机(テーブル)は勉学したり、食事をしたり。バチが当たる!」と親に教えられた。
教師が率先して机に腰掛けて、というような写真が撮られ、堂々と掲載されている状況で、ほんとうにこれでいいの?、という気持ちになり、投稿させていただいた。(工・計測1977.3卒)
SFCはそのような既存の概念にとらわれない、机を机と思わない、非常に面白そうな学部なのだと私は思っています。
一つの道具は一つの使い方しかできないのか?否。確かにモラールの問題もある。しかしこの行為はモラールに反しているのか?グローバルスタンダードから見て私はそうは思わない。98総卒
集合写真を撮る目的なら、あり得るんじゃないですかね。授業をしたり受けたりする時に机に座ってたら駄目でしょうけど。