2010年春学期より、SFC Global Campus(以下、SFC-GC)はFlash Video形式での授業動画の配信を開始した。これにより、動画再生がFlash Player対応のウェブブラウザで可能になり、また画質の向上も図られた。


 従来、SFC-GCではRealPlayerを用いた動画配信が行われていた。しかし画質は低く、またRealPlayerの一部バージョンではうまく再生できないなどの問題があった。今回の配信形式の変更によりブラウザ内に動画が埋め込まれ、画質も向上。また画面アスペクト比も従来の4:3から16:9へと変更された。
 またSFC-GCでは、P2Pによるファイル転送ソフト「BitTorrent」を用いた授業ファイル配信にも対応し、自律分散協調システム論(徳田英幸政策・メディア研究科委員長担当)では、実際にファイル配信用のtorrentファイルが公開されている。