バレーボールを通じた地域コミュニケーション
Sports Management Research Group(以下、SMRG)は18日(土)、スポーツを通じて大学生と子供たちが交流するスポーツキャンパスをSFCアリーナにて開催した。当日は子供たちの笑顔があふれる1日となった。
SMRGは「学生がスポーツによって新たな“つながり”と“ひろがり”を創る」ということを目標に、スポーツを通じて地域社会の発展に貢献することを目的としたSFCの学生団体である。
18日、SMRGは義塾男子バレーボール部(以下バレー部)の協力のもと「第21回スポーツキャンパス2010Winter~バレーボール交流~」を開催し、藤沢市を中心とする23名の小学生が参加した。
当日は開会式の後、パス、レシーブ、スパイクの各練習が行われ、最後にはバレー部員も交じってのミニゲームが行われた。閉会式後にはサンタに扮した部員から子供たちにクリスマスプレゼントとしてお菓子が配られた。最初は緊張した面持ちであった子供たちも、部員との練習をしていくにつれ、次第にほぐれた表情へと変わり、大学生に対して流行りの遊びを教えるような場面も見られた。
別れ際には、部員の名前を呼ぶなど別れを惜しむような光景もみられ、子供たちはミズノからの協賛物品を手に、満足気な表情でSFCを後にした。
バレー部の山枝徹さん(環4)は今回のイベントについて「今回の目標は、子供たちに目からうろこが出るような体験をさせることだったが、それを達成することができたと思う。教えるということは結構難しく、逆に自分たちも学べるところがあった。今後またこういう機会があればやりたいと思う」と語った。
また、SMRGの企画代表、大川珠里さん(環2)は「企画段階では細かいところまで気を配らなくてはならず、その作業が大変だった。しかし、当日参加者の楽しんでいる姿や笑顔がみられて、やってよかったなと感じた。今後よりよい企画を行っていきたい」と話した。
SMRGは年明け、さらに3つの企画を開催する予定だそうだ。