全塾協議会事務局長・次長選挙が6日(月)-11日(土)にかけ行われているが、投票開始から5日間に渡り投票所が設置されないという異例の事態になっている。選挙管理委員会は10日(金)に、SFCでの投票受付を音像工房が行う旨を発表した。今回の選挙では自治会費の値上げが問われており、キャンパスごとの投票率で配分を分けるという公約も提示されている。

設置予定場所

設置が予定されていた場所
 10日の投票時間終了後、選挙管理委員会はWEBサイトで福利厚生団体音像工房がSFCでの投票を受け付けると発表。しかし10日22:30現在、選挙管理委員会から具体的な投票方法についての説明はない。
 全塾協議会は、塾生全員から集めた学生自治会費を参加団体へ配分する権利を持つ。現在、学生自治会費は年間750円。学部・院生は学費と共に大学へ納入しており、総額はおよそ2,200万円にのぼる。
 今年は投票率・数が高いキャンパスへ配当額を強化するという公約を掲げる立候補者がおり、投票機会の減ったSFCに対し、配当が減額する可能性もある。しかしながら、SFCの去年の投票率は3%で、全塾協議会に対するSFC生の関心の低さが伺える。
 学生生活支援によると、全塾協議会の申請書類に不備があり投票所の設置が出来なかったという。SFC CLIPは全塾協議会へSFCでの投票機会について問い合わせているが、10日現在コメントはない。