七夕祭のポスターが発表された。今年のテーマである「夏の玉手箱」さながら、Ω館やメディアセンター、各館を巻き込んで、色とりどりの魚たちやイルカ、パソコンなどが溢れ出す構図だ。今回この素晴らしい絵を描いたchamooiさんにお話を伺った。

大好きなSFCが、溢れ出す。

今年は七夕祭のポスターとパンフレット、壁画を担当させていただきました。ポスターでは、玉手箱から夢と希望が溢れ出す様子を表現しました。装飾の門や、シータ館、SUBWAY、ツインライナーなどなど、キャンパスに来てもらった人に楽しかったなと思ってもらえるように描きました。とにかく学校が大好きで、キャンパスの建物が好きで、いる人も好きなので。

きっかけは、インターネットの選抜課題

5月ころからいい方向に変わっていったなと思います。知り合いも増え、フォロワーも増えました。きっかけはインターネットという授業の選抜課題が、Twitterなどですごい数の人に見てもらえたことです。このツイートは70RTぐらいしてもらいました。カラー版もその日に描いて、40RTぐらいしてもらって、5000回くらいは見てもらえたようです。
 これがきっかけで、七夕祭などからもお仕事のお話をいただくようになりましたし、いろんな人に認知してもらえました。見てくれるのがとっても嬉しいと思うようになった反面、技術力や表現力、発信力をもっと磨いていきたいと強く思うようになりました。ブログもやっています。受け手と発信者がもっと関係をもって、相互に面白いことが出来るようになればなって思います。

もっと絵を知ってもらいたい

ちょっとずつ絵のお仕事が増えてきました。SFC内外で、予期せぬところからもお話がきます。それはSFCに入ってから、人とのつながりが濃く、広くなったからだと思います。今はとても充実していて、楽しいです。
 最近になって、もう一つ変わったことがあります。これまでは想像のキャラクターや、二次創作の絵が多かったですが、最近は実在するものを描きたいと思っていることに気づいたんです。なので夏休みにはSFCに実在する人物にインタビューして、絵を通してその人の持つ世界観を描きたいなって。まだひとりだけですが、ちょっとずつ増やしていければなって思います。最終的には、SFCで知らない人がいないくらい、私の絵を知ってもらえたらすっごく幸せだと思います。あとSFCが大好きなので、学校に関係する何かができたらなって思います。