慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター(以下ITC)は26日(水)、このところ慶應IDやパスワードを聞き出そうとするサイトが見つかっていると注意喚起した。


 こうした悪意のあるサイトの具体的な手口としては、サービス利用時に慶應ID、パスワードの入力を求めることだ。慶應ID・パスワードは、keio.jpで提供されているアプリケーションを利用するために本人のみが利用可能なアカウントである。
 ITCは、keio.jpのアカウントに限らず、自分のIDやパスワードを他人に教えることは、電子メールを不正に利用されたり、個人の情報流出や犯罪に巻き込まれる可能性がある非常に危険な行為のため、絶対に行わないでほしいと呼びかけている。
 なお過去にもITCは、技術的な不具合でCNSアカウント名が流出した際に、迷惑メールや不正アクセスが増加する恐れがあるとして注意を呼びかけていた。
 アカウント名やパスワードを入力する際には、信用できるサイトかどうか、十分注意してほしい。