キャンドルナイトが、23日(月)-27日(金)にサブウェイ慶應大学SFC店にて開催された。各日とも18:00にサブウェイの照明が落とされ、店内は各テーブルに設置されたキャンドルの灯によって照らされた。24日(火)には、アンサンブルサークルKRAMが店内でミニコンサートを開いた。

 このイベントはキャンドルナイト湘南台という学生団体によって開催された。キャンドルは藤沢や茅ヶ崎の障がい者施設で作られた品を購入しており、その購入資金は湘南台の企業や店舗から集めた協賛金だ。キャンドルナイトの開催によって、障がい者支援や地域活性化を目指している。

 キャンドルはサブウェイの各テーブルに数個ずつ置かれており、テーブルを囲って携帯電話のカメラで写真を撮る学生の姿が、取材中も多くみられた。

 24日(火)にはアンサンブルサークルKRAMによるミニコンサートも開催された。サブウェイの店員の方にキャンドルナイトの感想を聞くと、特に24日(火)は雰囲気が良く、他の日よりも多くの学生がサブウェイに足を運んだ、と語っていた。

サブウェイの様子

キャンドルナイト湘南台の代表にインタビュー

 SFC CLIP編集部はキャンドルナイト湘南台の代表、深山健司さん(環2)にお話を伺った。

深山健司さん(環2)

――キャンドルナイトを行う目的を教えて下さい

 障がい者支援や地域活性化のためです。交流の場を作り出すことも目的としています。キャンドルの中には、一度使ったキャンドルを溶かして再利用しているものもあります。キャンドルは地域でワークショップを開いて作りました。

ワークショップで作ったキャンドル

――やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 アンケートで、「とても雰囲気が良い」という意見を多くもらったのは嬉しかったです。イベント中はサブウェイにいて参加者の方を見ていたのですが、「綺麗だ」といって写真を撮ってくれる人たちがいたのは嬉しかったですね。

――演出でこだわったところはどこですか?

 ガラスにキャンドルが写るように、意識して配置をしました。

――実際にやってみてどうでしたか?

 アンケートによると、サブウェイに立ち寄ってたまたまイベントを知った人が多かったようです。もっと皆さんに知ってもらうことが課題ですね。

 キャンドルナイト湘南台によるイベントは今後も予定されている。キャンドルを通して地域に貢献するこの素敵なイベントに、参加してみてはどうだろうか。