SFCの生協購買部が店内のレイアウト変更を行った。SFCの生協購買部は、22年前のSFC設立当初からあり、開店当初からずっと同じレイアウトで営業を続けてきた。今回、混雑時の不便などから、店内レイアウトを変更することにしたという。


 今回店内のレイアウトが変更されたのは、昼の混雑を解消するためだ。生協購買の混雑のピークは昼食の時間帯で、平日では平均800人以上の学生が押し寄せる。その際に、食品コーナーに近い側のレジに人が集中し、いつも長い列ができていた。そのため、列に並ぶ人が邪魔になり、棚から商品を取れなくなるという現象が頻繁に起きてしまっていた。

【生協】慶應グッズ



 そこでSFCの生協購買部では、慶應生協組合本部の店内設備に関する専門部署にレイアウト変更を依頼した。斜めに配置されていた本棚を真っすぐに配置し直し、通路を拡張した。通路の幅が広くなり、通りやすくなった。また、最も混雑するレジ付近のスペースを広げた。

【生協】菓子コーナー



 その他文房具スペースなども、配列を変更することによって商品数はそのままに省スペース化。見やすさの改善が図られていた。ちなみにレジの台数、稼働率などは以前と変更はなく、効率性を落とすような変更は行わない方針だ。

【生協】文房具コーナー



 取材時に来店した学生からは「見やすくなった」などの言葉が聞くことができ、評判は上々のようだ。店長によると、生協購買の変化はここで終わりではなく、夏休み明けに登校してくる学生たちの反応を見て順次改良していく予定だという。



 ちなみに生協購買はこのレイアウト変更の記念として、24日(月)から600個限定で、ヤマザキのローズネットクッキーを半額で販売する予定だ。今後もSFC生協購買部の変化に注目したい。