27日(土)、義塾野球部は神宮球場にて秋の東京六大学野球リーグ対早稲田大学(以下、早稲田)1回戦に臨むも4-7で敗れた。2回戦は28日(日)13:00開始予定。


 先攻の義塾は白村明弘(商3)、後攻の早稲田は有原航平が先発。どちらもここまで防御率は1点台と投手戦が期待された。

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 試合は1回裏から動き出す。早稲田1番の中村奨吾が3球目をセンター前に、3番の高橋直樹も積極的にレフト前に運び1、2塁。これに義塾白村の暴投も重なり1死2、3塁のピンチを迎える。ここで白村は4番の杉山奨大を2ストライクまで追い込んだものの、しつこく粘られ、甘く入った球をセンター前へ弾き返される。早稲田先制。K0-1W

 続く打者に死球を与え、満塁で6番の茂木栄五郎を打席に迎える。茂木のファーストゴロの間に3塁ランナーが生還。追加点が早稲田に入る。K0-2W



 義塾も4番の主将山崎錬(商4)から反撃を開始する。2回表、ショートのエラーを誘い出塁すると、5番の横尾俊建(総1)が三塁線の長打コースに2塁打を放つ。凡打で1死与えるものの、阿加多直樹(法4)がセンターへ走者一掃のタイムリーヒットを放つ。クリーンナップがつないで見事同点に追いつく。K2-2W

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 先に追加点を取ったのは義塾。4回表1死で山崎錬がライトへヒットを放ち、ヘッドスライディングで2塁打とする。続く5番の横尾が初球を叩き、レフト前へタイムリーヒットを放つ。K3-2W

 さらに6番藤本知輝(環2)がレフト前ヒット、8番植田忠尚(商3)が四球を選び2死満塁とすると、9番の白村が見事四球を選び、押し出しでさらに追加点をあげる。K4-2W



 4回裏、早稲田は下位打線からチャンスを作る。7番の小野田俊介が三塁線へ長打、代打丸子達也が内野安打を放ち、無死1、3塁。続く9番の東條を2ストライクまで追い込むものの、レフト前へ運ばれる。K4-3W

 早稲田の猛攻は続く。1番の中村に死球を与えて満塁にしてしまうと2番の大野大樹に初球を弾かれタイムリーヒット。同点に追いつかれ、なお満塁が続く。K4-4W

 ここで義塾は投手交代。白村に代わって只野尚彦(商4)がマウンドに立つ。3番の高橋直樹、4番の杉山の2人をセカンドゴロに打ち取るものの、併殺にすることができず、痛い2点が入る。K4-6W

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 6回裏に投手交代。仲井洋平(文4)にマウンドを託すも、野手のエラーが重なり早稲田に追加点を許す。K4-7W



 追加点はもうやれない義塾は7回裏、中日ドラゴンズにドラフト1位指名を受けた福谷浩司(理4)をマウンドに送る。この采配が功を奏し、3人で切り抜ける。

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 このまま攻撃につなげたい義塾だが、早稲田の内田聖人、横山孝樹から得点をあげることができずにK4-7Wで試合終了。

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 1回戦は残念ながら黒星となってしまった。2回戦は明日28日13:00からプレイボール予定。2回戦はぜひとも白星を飾れるように応援しにいこう。