SFCラボラトリー委員会(以下、SLC)は、12月5日にSFC研究会合同説明会を開催する。研究会の学生が、研究会選びに迷う学生向けに直接説明をして、質問を受けるのがこのイベントの特徴だ。SLCの西岡瞭さん(環3)にお話を伺った。

西岡氏4


—-SFC研究会合同説明会の開催意図を教えて下さい



 SLCには研究会同士の交流を活発にし、延いてはSFC全体を活性化するという構想があります。研究会合同説明会はその第一歩です。このイベントでは、研究会に所属している学生と、研究会に入っていない学生の交流を目的としています。

 SFCのメリットは多様性だと思います。多様性とは、キャンパス内で様々な分野が研究されているということだけでしょうか。問題発見、問題解決をするために個人が多様な視点を持つこともSFCの理念です。それでも、履修できる研究会には限りがあるし、個人の多様性にも限界があります。そこで、SLCは、研究会と研究会、個人と個人が気軽に手を組めるような場づくりを目指しています。


—-第2回の開催を決定したのはなぜですか?



 前回開催した時点で決めていたわけではありません。第1回開催の少し後に再び開催することを決定しました。前回の開催ノウハウがあるので、今回は前回よりもスムーズな進行ができると思います。前回の開催を受けて、新たに参加してくれる研究会もあると思うので、より多くの研究会が参加してくれるでしょう。また、研究会の参加数を多くしようと努力しています。


—-第1回と比べて大きな変更点はありますか?



 教授によっては2つ研究会を持っている場合があります。前回は2つ一緒にやってもらいましたが、今回は別団体として登録できるようにしました。したがって、それぞれ独立したブースで発表ができます。ただし、シラバスに載っている研究会であることが条件です。


—-開会挨拶は誰がしますか?



 國領二郎総合政策学部長にやって頂きます。前回も、國領二郎総合政策学部長が開会挨拶をし、SFCの研究会のあり方について語って頂きました。実際にカリキュラムを作っている学部長のお話は意味深いものだと思います。


—-意気込みをお願いします



 今回は前回以上に質の高いイベントにしたいと思っています。また、これを通してSFC全体を活性化するのが私たちSLCの目標です。



 SLCの活動は、SFCの学生の研究の在り方を変えるかもしれない。前回は、4年生も自分の研究分野以外の研究会に関心を持って参加していたようだ。研究会選びに迷っている1、2年生はもちろんのこと、3、4年生も参加すれば新たな発見やコラボレーションがあるかもしれない。

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