27日(月)、慶應義塾評議員会が行われ、國領二郎総合政策学部長(以下、國領学部長)が7月4日から慶應義塾常任理事(国際・SFC担当)となることが決定した。これに伴い、國領学部長は7月3日付けで総合政策学部長を退任することとなる。


 慶應義塾評議員会では、國領学部長の他に8名の常任理事を決定した。任期は、28日(火)から2017年5月27日までの4年間。ただし、國領学部長、駒村圭吾慶應義塾高等学校学長、増野匡彦薬学部長・大学院薬学研究科委員長ら3名については、7月から常任理事に就任する予定だ。



 國領学部長は28日(火)夜、自身のTwitterで常任理事へ就任する旨を報告した。「SFC運営の現場から離れることになりますが、今度は慶應義塾全体のワクワクを演出できたら幸いです。どうぞよろしくお願いします」と投稿し、多くのSFC生から祝福のリプライが寄せられていた。

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 なお、國領学部長の後任や授業の予定変更等に関して、公式な情報は未だ発表されていない(31日(金)18:00現在)。



【國領二郎(こくりょう・じろう)氏】

 1959年生まれ。82年、東京大学経済学部卒業。同年、日本電信電話公社勤務。ハーバード大学経営学博士。慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授を経て、2003年環境情報学部教授に就任。以来、05年SFC研究所長、06年総合政策学部教授、09年総合政策学部長、とSFCを中心に活躍。専門は経営情報システム。経営学博士。