26日(水)、インターネットに貢献した人物を讃える「the Internet Hall of Fame」が2013年の殿堂入り一覧を発表し、村井純環境情報学部長がパイオニアとして選ばれた。パイオニアは、インターネット草創期の活躍者を讃える賞だ。


 昨年から開始された、「the Internet Hall of Fame」には、インターネットの父と呼ばれるヴィントン・サーフ氏やWWWの考案者であるティム・バーナーズ=リー氏らも選ばれている。

 村井学部長は、インターネット草創期のアジアや日本での実績が認められ、パイオニアとして選ばれた。

村井さんを追う42013年ORFの村井学部長



 SFC CLIP編集部は、村井学部長からコメントを頂いた。

 村井学部長は受賞に対し、「次に続く奴に世界で活躍する勇気を抱かせたいとも思いながら、無我夢中でやってきたことなので嬉しい。殿堂入りという長く続けてきた評価は感慨深い。しかし、もうそんな年になってしまったんだなというエイジング感もある」と述べた。

 また、「殿堂に収まっちまうのはまだ早いので、場所取りしてあるってことにして、当分(殿堂を)家出して頑張ります」と、殿堂入りにも落ち着かず、今後の活動に対して意気込んだ。