祝500号配信! SFC CLIPの歴史を振り返る<後編>
SFC CLIPはこの度、めでたく500回目の配信を迎えることができました。2001年に研究会のプロジェクトとして発足したSFC CLIP編集部が、これまでどのような変遷を辿ってきたのか。2007年から現在までを振り返ります。
2007年度 レジ袋有料化に疑問の記事など
この年、生協のレジ袋が有料化されました。しかし、有料化の賛否を問うアンケートの公平性や、プロジェクトの進め方に疑問を持ったSFC CLIP編集部員が、問題提起するコラムを書きました。コメント欄には賛否両論の書き込みがあり、非常に話題を呼んだことが伺えます。
そして、7月には250回目の配信を迎え、タブリエでコラボメニューを販売したり、SFCの秘密を25個紹介する記事などを書きました。気になる人はチェック!
2008年度 300号達成! 小川克彦研究室に移籍
この年、SFC CLIPは小檜山教授の退職に伴い、小川克彦環境情報学部教授の研究室に移籍しました。
また、SFC CLIP第300号を配信した年でもあり、記念企画として、歴代編集長に思い出深い記事をあげてもらうという記事を配信しました。
初代、2代目編集長は試験における不正に関する記事や、SFC卒の有名人へのインタビュー記事をあげていますが、3代から6代編集長は定食屋の値上げ記事やコンビニの開店など、身近なものを扱った記事を選んでいます。これはSFC CLIPの考え方の移り変わりを示しています。
2009年度 SFC CLIP大躍進!
6月、新入生歓迎の集い実行委員会で不正会計が行われていたことについて、実行委員を兼ねていた編集部員が内部告発する記事を執筆し、「炎上」しました。擁護、批判など多くのコメントが投稿され、記事を執筆した当時2年生の西田将之さん(12年環卒)は大変複雑な環境に置かれたといいます。
また、この秋、ついにSFC CLIPがORFで湘南藤沢学会による学生の研究・活動発信企画に初出展しました。さらに、編集部の継続性が評価され、企画に出展した12団体中1位を受賞することができました。いろいろな意味で、大躍進の年だったと言えそうです。
2010年度 Twitterを有効活用
Twitterが普及を始め、診断メーカーが大流行しました。SFC CLIPは、面白い診断メーカーを紹介する「診断おじさんの診断しちゃったー」を開始しました。
悲しいことに年度末には、東日本大震災が起こりました。SFCでも様々な混乱が起こり、SFC CLIPは有益かつ確かな情報を配信するために奮闘しました。計画停電の情報やSFC-SFSを使った安否の呼びかけを行った他、そして、インターネット上での卒業式の様子をリポートしました。
2011年 アクセス数がうなぎのぼり!?
SFC CLIPの記者が思い思いの記事を書けるよう、「CLIP記者のあたまんなか」という新コーナーを開設しました。自分が受験生の頃の話、趣味の話など、自由な文体とテーマが特徴です。
大きな出来事はなかったものの、3000PVを越える記事がいくつもあり、SFC CLIPの知名度・話題性の高さが数字に表れた年でした。特に、テラスモール湘南がオープンした際に配信した写真付きの記事は、キャンパス内外から多数のアクセスがありました。
2012年度 大人数でにぎやかな編集部!
この年、SFC CLIP編集部には大勢の新入生が加入しました。人数の多さを活かし、実際に足を運んで行う取材に力を入れました。
6月には、政策・メディア研究科教授の金正勲氏が経歴を訂正した件について独自の調査を行い、慶應義塾だけでなく学外からも大変注目を浴びました。
そして、2013年…… さらなる飛躍を目指して
前年に引き続き多くの新入生が加入した2013年。SFCの美男美女を紹介するため、新たに始まった企画「男前CLIP」「SFC美女ずかん」は、SFC生に大人気のコーナーです。
こうして、いよいよ500号目を迎えたSFC CLIP。これからも、キャンパスについての有益で楽しいニュース、コラムを配信するため、編集部員一同、精一杯努力して参ります。