11日(水)、日本テレビ系の生放送番組「ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦」で、「たかまつなな」の芸名でフリップ芸を披露した高松奈々さん(総2)が優勝を飾った。また、伊藤颯さん(環2)がツッコミ役を務めるコンビ「ドラッパ」が準優勝。SFC生が1、2位に輝く快挙となった。


 ワラチャン! は、20歳以下のお笑い芸人がネタを披露し、次世代のチャンピオンを決めるお笑いコンテスト。順位は、番組視聴者からの投票で決定された。

(無題)番組後の記念撮影、伊藤さんと高松さん (伊藤さんより提供)



 高松さんは、自身の「お嬢様」としての生い立ちを背景に、身近にありふれたことばをフリップで「お嬢様ことば」に言い換えるネタを披露した。お嬢様を感じさせない親しみやすいルックスと、意表をつく言葉遊びに、会場は大爆笑に包まれた。

 また伊藤さんは、コントで切れ味鋭いツッコミを何度も披露。相方のハーフ芸人、リロイ太郎のボケを完璧に立て、ポテンシャルを見せつけた。



 1位2位をSFC生が独占したことについて、高松さんは「SFCはお笑い養成大学として脚光を浴びるのではないか!?」と話す。また、優勝について「嬉しゅうございますわ。授業内でのネタみせや生協前でゲリラライブにご協力くださった先生方、見てくださった皆様に感謝の限りです」と喜びを語った。 

 また、伊藤さんは「負けました! 高校時代から、同世代との対決では負けたことがあまりなかったので、すごく悔しいです」と悔しさを滲ませた。一方で、「1278組が出場した大会で、すごく大規模なものになった中で決勝に残れたことは嬉しいです。得るものも多かったのでありがたい大会でした」と話した。