生協食堂では、「フェアメニューセレクション」を開催している。昨年、月ごとに行ったフェアの中から、大学生協全体で人気のあったメニュー5品をチョイスし、期間限定で復活させるという企画だ。


 今回選ばれたメニューは、「北海道東北フェア」より秋鮭フライのタルタル焼き(157円)、「九州沖縄フェア」よりゴーヤチャンプル(157円)と鶏飯(367円)、「ご当地!うまいもんまつり」より名古屋みそかつ(294円)とサンマー麺(399円)の5種類だ。特に名古屋みそかつは、SFCでも人気の高いメニューだったという。

 今回はこれらの中から、鶏飯、ゴーヤチャンプル、名古屋みそかつの3品を簡単に紹介する。


心も体もホッと一息 鶏飯


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 ダシのきいた温かいスープに白いご飯がよく合う一品。錦糸卵、鶏肉、椎茸、たくあんの色とりどりのトッピングを混ぜると、また違った味が楽しめる。筆者おすすめの食べ方は、錦糸卵の甘さと椎茸のしょっぱさを一度に味わうものだ。また、たくあんの食感も柔らかいご飯とともに食べるとより際立つ。寒い時期、暖まるには最適だ。

ご飯と一緒に ゴーヤチャンプル


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 次に紹介するのは、沖縄料理の定番、ゴーヤチャンプル。卵や豆腐、キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、ソーセージなど、具沢山に仕上がっている。他の具材の中でゴーヤの苦味が絶妙に立っており、癖になる味だ。少し塩気が強めだが、ご飯と一緒に食べるとちょうどよい具合になる。

ソースたっぷり! 名古屋みそかつ


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 かつにかけられているのは甘めに仕上げられたみそソースだ。このソースをしっかりと衣に染みこませると、しっとりとした食感を楽しめる。付け合わせのキャベツのシャキシャキとした食感との相性もばっちりだ。

 SFCでは、スンドゥブをはじめとして、時間を掛けずに食べられるメニューの人気が特に高いという。休み時間が短く忙しいSFC生らしいと言えるだろう。

 「冬は暖かいメニューを準備しております。忙しい合間にホッと一息つける空間を用意して、みなさんのお越しをお待ちしております」と店長の三橋建さん。学期末の忙しいこの時期、生協食堂で温かい食事をとりながらゆっくりと一息ついてみてはいかがだろうか。