あっという間に2014年も終わりが近づき、気づけばあと残り1週間とわずか。師も走る慌ただしい季節にほっこり温まる、いや、どっきり心躍らせる男前情報が飛び込んできました! 今回は、大学生とギタリストの二足のわらじを履く男前2人、阿部涼介さん(総2)、秋田勇魚さん(環2)に対談してもらいました。

初の対談企画 ロックとクラシックの男前を見よ!

— 男前CLIP! 初めての対談です。まずお二人それぞれのことについて教えてください。

高校時代、体育祭実行委員の経験があったという阿部さん

阿部涼介さん(以下、阿部):
 僕は、主な活動として、「MEL」というロックバンドでベースギターを担当しています。バンドでは、ただ楽しんで演奏するだけじゃなく、よりレベルの高いパフォーマンスを目指しています。日々練習をしたり、都内でのライブに出演したりして精力的に取り組んでいます。
 SFCでは、主にWebアプリケーションの開発、運営の勉強をしています。サークルは七夕祭実行委員会(七夕実)、剣友会の2つです。秋田とは七夕実を通じて自然と仲良くなりましたね。

秋田さんは、7歳からクラシックギターを習い始めた

秋田勇魚さん(以下、秋田):
 僕は、サークルは阿部と同じ七夕実のほかに、ジャズ研究会に入っています。僕もギターをやっているんですけど、阿部とは違ってクラシックギターです。7歳から習い事として始めて以来、いまも続けています。SFCでは主にフランス語と音楽系の授業を履修しています。
 

— なるほど。お二人は自然に仲良くなったということですが、具体的はどのような感じでしたか?

阿部:
 一見、僕らは真逆のタイプに見えるんですけど、なんとなく馬が合うというか。仲良くなったのは、共通のサークル仲間と一緒にごはんを食べたのがきっかけです。「秋田は意外とノリがいいんだ!」と思うようになってからすぐに打ち解けました。

秋田:
 そうですね。阿部の第一印象は、「髪が長い人だなぁ」という感じ(笑)。僕も高校時代は髪が長かったので、過去の自分と同じものを感じました。「あ、仲良くなれるかもしれない」って。実際に話しかけてみたら、やっぱりおもしろい。先輩も含めて3人で深く話して以来、お互いに共通点も多いことに気づいて、そこから一気に仲良くなりました。

一見対称的だが、実は共通点が多く、馬があう二人

阿部:
 確かに、共通点は多いかもしれない。ジャンルは違うけど、お互いギターをやっていて、僕も秋田も多趣味で分野問わず幅広く物事に興味をもっていますし。一つのことだけに縛られないような雰囲気をもっているのかなと思います。あとは、人を楽しませることが好きだという点が似ているのかな。

秋田:
 サークルも同じで共通点も多いけど、タイプも目指しているものも違うのに、なぜか気が合うというか。よく、周りからも「二人のコンビは(意外で)おもしろい」と言われますね(笑)。
 

— 人を楽しませることに対する考えはありますか?

ライブパフォーマンスの魅せ方について語ってくれた

阿部:
 僕の場合は、バンドでのパフォーマンスも、ただ演奏をするだけじゃなく、いかに観客を魅了するか、いかに観客に楽しんでもらえるかを考えています。それに関連して、Web制作も同じです。ユーザー目線に立って開発を進めるることで、より良いものが作れるのではないかと思っています。実際に、今年の七夕祭でサイト制作を担当して、当日来場した方の利便性を考えてスマートフォン対応のWebサイトを作成しました。

毎日欠かさず2時間の練習に取り組む

秋田:
 “相手の目線に立ってパフォーマンスをする”ということは、すごく共感できますね。僕も、自分の視野広げるためになるべく多くのことに目を向けるように心がけています。もちろん、一つのことに向かって努力することも大切です。だけど、SFCのように欲張って何かに取り組んだり勉強したりできる環境にいるんだから、なるべくそれを活かしたいんです。
 大学卒業後にフランス留学を希望しているのでフランス語の授業を履修し始めましたが、実際にフランスの方と接したり、フランス文化に触れてみたりすることで、自分自身の考え方や物事の捉え方の幅が広がったんです。また、そういった経験が演奏に生きるだけじゃなく、音楽自体に対する解釈の引き出しも増えてきていることを、SFCに入って実感しています。

— そんな馬が会うお二人。互いの尊敬できるところは何ですか?

秋田:
 阿部は、周りに流されない強い意思を持ってますね。自分で決めたことは最後までとことんやり抜くし、何事にも真剣に取り組んでいる姿勢は尊敬しています。どうでもよいことかもしれないけど、阿部っていつも黒い服を着てるんですよね。いつ見ても全身真っ黒。そこにもポリシーがあるみたいで、本当にすごいと思います。

阿部:
 いや、それは僕が黒い服が好きなだけで(笑)。秋田は、クラシックギターの国際コンクールで入賞したり、ほかにもいろんな場で活躍しているのに全く驕らないところがかっこいい。あと、友だちの誕生日にさり気なくギターを取り出して演奏したことがあって、そのときは「こいつやるなぁ」と感じました。秋田はとても気が利くし、さらっとかっこいいことをするやつですね。
 

— 今回、友人から他薦されての男前CLIP! 出演ということですが。

阿部:
 以前、僕と同姓同名の阿部亮介さん(環2)という方を取り上げた記事(2013年5月10日)を高校時代の友だちが読んで、「SFCの"あべりょうすけ"がメディアに取り上げられてるぞ! 」という噂が広まったことがあります。それで、いろんな人から連絡がきて、「いやいや違うよ」と。でも、今回は本当に僕がこうして取り上げられる立場になって、すごく光栄です! 友だちがこの記事を読んでくれたら、「今度こそ俺だ!」と言いたいですね(笑)。

秋田:
 男前CLIP! は、いわゆるSFCっぽい人が特集されているイメージがありました。実際、僕も音楽活動の傍らで興味分野を広げているという意味ではSFCっぽいのかなと思います。自分は一人のギタリストという意識もあるけど、それと同時に大学生でもあるので、二足のわらじを履いているというか。欲張りかもしれないけど、どれも自分なりにやりたいと思って毎日頑張っています!

趣味を多くもつことで音楽表現の幅も広がるという

— それでは定番の質問。お二人の好みの女性のタイプは?

阿部:
 僕は、年上か年下だったら年下がいいです! 年齢に関しては特に意味はないんですけど、一緒にいて楽しい人がタイプです。僕自身が馬鹿なことをやるのが好きだから、一緒に馬鹿やって楽しめる人が理想ですね。みんなで楽しめることを一緒に考えて、一緒に楽しんでくれる人を求めています。

秋田:
 僕は、年齢はどちらかというと年上の方が好みかなぁ。落ち着いた人がいいです。その点では、僕と阿部は好みのタイプが分かれるよね(笑)。

阿部:
 そうだね。僕は、クリスマスの予定もないから友だちといつも通りの一日を過ごしているんじゃないかなぁ……(笑)。

秋田:
 毎年、表参道のカフェでクリスマスライブをやっています。とてもおしゃれで落ち着いた所で演奏します! 僕は…ギターを弾いて大切な人とも過ごす予定ですね……(笑)。
 

— お二人とも、素敵なクリスマスをお過ごしください!

SFC CLIPでは、自薦・他薦を問わず「男前」なSFC生を大募集中です。あなたの周りの男前が、特集されるかも? 今後も皆様からの男前情報をお待ちしております!