生協からAppleコーナーが消えた!?
SFCの生協売店に設置されていたApple製品の展示販売コーナー(Appleコーナー)が夏休み中に撤去され、教科書コーナーに変わった。SFC CLIP編集部はその経緯を取材した。
2010年に設置 実際に体感できると当時話題に
AppleコーナーがSFCの生協に登場したのは5年前の2010年11月。iPadの販売開始がきっかけとなり、実際に触って製品のよさを体感してもらうために、教科書コーナーを取り払って設置された。当時、展示販売を行う生協は8店舗(過去記事より)に限られ、普段からApple製品に触れる学生の多いSFCでは話題となった。その後、MacBookやiMacなどの展示販売も始まり、SFCの日常に溶け込んでいった。
Appleコーナー撤去 ただ契約が切れたから!?
今回、夏休みの間にAppleコーナーが撤去され、5年前の教科書コーナーに戻る形となった。その分、店舗内が広々とし、違和感を覚えた人も多いだろう。
義塾生協藤沢書籍購買部店の木村厚司店長によると、もともとApple社との契約が2015年8月までの設置であるため、契約終了と同時にAppleコーナーを撤去したという。契約を更新しなかったことついては、「Apple製品が学生から人気であることは事実だが、最初から延長できない契約だったので仕方がない」と説明し、契約の複雑さをうかがわせた。
また、Apple社との契約を取り仕切っているのは個別の大学店舗ではなく全国大学生協であり、今回の契約終了にともない、他大学の店舗からもAppleコーナーが撤去されたという情報もある。