秋学期が始まってから3週間が経った。SFC CLIPが開催した秋入学生対象の新歓には、多くのGIGA生が来てくれた。国際色豊かなGIGA生たちが、なぜSFCに、あるいは日本に来たのか。インタビューしてみた。

新入生とワイワイ新歓ピザパーティ! 新入生とワイワイ新歓ピザパーティ!

Nikko(環1)

Nikkoさんは鹿児島で生まれ、フィリピンやアメリカで育った。SFCに入学する前は家族の暮らす大阪で日本語の勉強をしていたそうだ。Nikkoさんは早稲田と慶應に憧れていて、ビジネスとプログラミングの勉強が同時にできる自由さに惹かれ、SFCに入学した。ドローンを活用した配達のスタートアップ企業を立ち上げたいと考えており、サークルはドローン研究チームのKARTに入ったそう。今は、在学中にドローンの企業に入って学ぶか、卒業してから自分で起業するかを迷っている。アメリカではローカル新聞の記者を務めていた経験があり、ぜひCLIPで英語の記事を書きたいそうだ。

Bibi(総1)

Bibiさんはチェコ出身だが、イタリア、スウェーデン、フランス、イギリス、アメリカなどヨーロッパを中心としたさまざまな国で暮らしてきた。興味のある分野は政治、経済、哲学と幅広い。日本文化に興味を持っており、イギリスの有名大学の日本文化研究コースにも合格していた。しかし、そこで勉強するよりも日本に留学して自分の興味分野を追求する方がよいのではないかと考え、友達に勧められたSFCのGIGAプログラムに入学したそうだ。Bibiさんは言語の勉強を趣味としており、なんと10ヶ国語を操ることができるという。

Erika(環1)

アメリカ人と日本人のハーフであるErikaさんは、ニューヨークやボストンなどアメリカ国内を15回も引っ越して転々としてきた。Erikaさんはこれまでずっと音楽に没頭していて、音楽学校に通っていた。そこでは音楽以外の一般教養の授業も開講されており、その時に受けた「消費と廃棄」についての授業が非常に面白いと思ったそうだ。そして、今まで音楽以外の面白いことをたくさん逃してきたと感じ、この機会にと自分のルーツでもある日本に留学してきたという。SFCで何を勉強したいかは具体的には決めていないが、音楽以外の様々なことに触れていきたいそうだ。

Ryo(環1)

Ryoさんは父親の仕事の関係で、香港に7年、中国に3年半、そしてアメリカに5年暮らし、その後日本に帰国。父親は東京大学出身だが、同じ日本の有名大学でありながら東大とは違った雰囲気を持つ慶應に興味を持ち、ORFに足を運んだ。その時に、会場の雰囲気で直感的にSFCに入学したいと感じたという。特に、オオニシタクヤ研究会の昆虫食についてのプレゼンや、蜘蛛の糸を使った繊維で衣類を作るベンチャー企業Spiberの話を聞き、自分の好きな昆虫の勉強をしている人がいるというのが魅力的に映ったそうだ。

留学してくるほどの情熱を持っている彼ら彼女らが、SFCでどんなことをして、SFCをどう変えていくのか、目が離せませんね!

SFC CLIPでは、記事を書きたい、ウェブメディアを作っていきたいという思いのある人を募集しています。CLIPに入った当初は日本語が全く話せなかったメンバーもいます。興味のある人はぜひ編集に遊びに来てみてください。