リオ五輪報告会が諭吉像前で開催 SFC生らにメッセージ
9日(水)、福澤諭吉像前で、リオデジャネイロオリンピックに出場した5名の選手・監督が参加する報告会が開催された。選手・監督らの健闘を称えるべく多くの観衆が集まった。
諭吉像前に5名の選手・監督が集結!
SFCを拠点に活動するソングリーディングサークル「メルフィルズ」が司会進行役を務め、村井純・河添健両学部長が見守る中行われた報告会。
報告会に参加したのは次の5名の選手・監督だ。
- 土居愛美選手(環4) セーリング 女子レーザーラジアル級
- 棟朝銀河選手(環3) 体操 トランポリン男子個人
- 山縣亮太選手(15年卒、セイコー所属) 陸上 男子
- 高桑早生選手(15年卒) 陸上 女子
- 水鳥寿思監督(総合政策学部専任講師) 体操男子団体 監督
諭吉像前のSBCセンターにて、5名がオリンピック・パラリンピックの成果と今後の意気込みなどを語った。
村井学部長が「2020年の東京オリンピックも頑張るぞ! という方挙手」と呼びかけると選手と監督らが笑顔で手を挙げた。また、河添学部長がそれぞれの種目を表すポーズを促し、選手らも戸惑いながらこれに応え、場が盛り上がるなど、終始和やかな雰囲気で行われた。
東京オリンピックに向けて、そしてSFC生へ
報告会の後、選手・監督らはSFC CLIP編集部のインタビューに応じてくれた。
—— 2020年の東京オリンピックへの意気込みと、SFC生に向けてメッセージをお願いします。
土居選手:
セーリングは波や風の状況を瞬時に判断しながら行う、頭を使う競技です。頭を使うスポーツなので、他の競技よりも経験が多いほど、より良い成績に繋がります。ですから、今大会の経験も活かして、東京オリンピックでは金メダルを目指して頑張りたいと思います。東京オリンピックのセーリング競技はSFCに近い江ノ島で開催される予定なので、ぜひセーリングに興味を持ってほしいと思います。
棟朝選手:
男子トランポリンとしては三大会連続で4位だったので、東京オリンピックではぜひ金メダルを取りたいです。まだ皆さんと同じようにSFCに通っているので、体育会を盛り上げるきっかけになれたらと思います。
山縣選手:
個人では決勝に残り、9秒台を出して世界と勝負すること。リレーでは金メダルを目指すことが目標です。SFCは分野問わず最先端の勉強ができて、自主的に勉強している学生が多いと思います。ぜひSFCの皆さんにはさまざまな分野で、世界に挑戦していってほしいです。僕は陸上競技で、2020年に新しい歴史をつくっていこうと思っています。
高桑選手:
東京オリンピックに出れば3回目となり、ベテランの域に入るのでパラリンピックを代表する選手になりたいと思っています。SFCの皆さんも、パラリンピックに興味を持ってくれればうれしいですね。
水鳥監督:
今回は男子体操団体で金メダルを達成することができました。東京オリンピックでは種目別で金メダルを取れるよう、技術的な面を含め一層詰めていきたいですね。今までの経験を多くのSFC生に伝え、スポーツを振興していけたらと思っています。
様々な分野を学ぶ学生が多く集うSFC。体育会で活躍する学生も多く、これからも日本や世界で活躍する学生や卒業生が多く輩出されることだろう。今後の活躍に期待するとともに同じSFCに通う学生として奮励努力したいものだ。