タブリエでストレートコーヒーの提供開始
タブリエにおいて、期間限定でストレートコーヒーの提供が始まっている。ストレートコーヒーとは、マンデリン、モカ、ブルーマウンテンなどの豆をブレンドせず、単一豆種のみを使ったコーヒーのことだ。提供は今後2ヶ月ほど続くという。
コーヒー豆は、香りや味が損なわれないよう、挽きたての豆をすぐに真空パックしたものを仕入れている。専用のドリップ機を使用して、じっくり蒸らしながら店内で抽出される。時間はかかるが、蒸らすことによって雑味が無くなり、口当たりの良いコーヒーになるという。
コーヒー豆は全部で6種類を入荷しており、その日の気分や好みによって選ぶことができる。味の早見表も用意されているので、コーヒーに詳しくない人でも迷わず選ぶことができるだろう。
コーヒーの種類は以下の通りだ。
タンザニア AA KIBO(バークフリーデン農園)
アフリカ大陸最高峰にあるキリマンジャロ山の西側、ンゴロンゴロ保全地域付近の農園で栽培された豆を使用。その中でも、グレード「AA」の豆を使った贅沢な一杯だ。酸味が強い仕上がりになっている。
コロンビア スプレモ カフェインレス
コロンビアの大粒グレードを使用した一杯。カフェインレスということで、カフェインを敬遠する人にもおすすめ。酸味、苦み、コク、口当たりが絶妙なバランスを保っている。
マンデリン G1 氷温熟成珈琲
素材の持つ旨味を十分に生かす、氷温熟成製法を採用。インドネシア産のマンデリンが更なる高みへ。至極の味わいを堪能できる。ソフトな口当たりがおすすめ。
コスタリカ SHB(ブルンカリオネグロ農園)
地球環境保全、熱帯雨林保護を目的に設立されたNPO団体、レインフォレストアライアンスの公式認証を受けた一杯。苦みが強いため、苦いコーヒーを飲みたい人におすすめ。
エチオピア モカ(イルガチャフェ)
標高が高く、コーヒーの栽培に適した気候と土壌条件がそろった土地で栽培されたウォッシュトモカを使用。エチオピアコーヒーの中で最も品質が評価されているという。柔らかな口当たりが特徴的だ。
ブルーマウンテン NO1(クリフトン マウント農園)
1度は聞いたことあるブルーマウンテン地区、その中でもっとも栽培に適したクリフトンマウント農園産を指定。その中の、大粒のNO.1規格のみを使用。コクと酸味両者を兼ね備えた一杯だ。
それぞれの豆に個性があるので、6種類をゆっくりと飲み比べしてみるのも楽しいかもしれない。なお、期間限定なので、春季休業中にキャンパスへ行った際に寄ってみてはいかがだろうか。