8月25日(日)、高橋恭子研究室が「市民ディレクター講座」の第2回を開催した。


 市民ディレクター講座は、同研究室の湘南をモデル地域にした、市民と市民の創る映像によるまちづくり、の活動の一環として行われているもので、同月10日(土)に実施された第1回に続き、今回で2回目。場所は第1回と同じく藤沢市商工会議所(藤沢市藤沢)で行われた。
 約10人が参加した今回は、市民ディレクターについての説明や、ワークショップが行われ、その後の懇親会では今後の展望について話し合った。今回のワークショップは、「映像を楽しむ」ことが狙いであった第1回目に対し、画コンテを書いた後、街をDVカメラで撮影するなど、映像作品の構成を重視したもので、広報担当でワークショップの進行役を務めた鳥海希世子さん(環3)は、1回目と比べ映像作品のクオリティが予想以上に高くなったとし、「次からは2週間かけて作品を制作するわけですが、そこへつながる第2回になったと思います。」とコメントした。
 また、講座後、参加者の1人である松本恭幸さん(多摩美大非常勤講師)は、今回について、22人という第1回の参加者数と比べ、「人数は減ってしまったけれども、今回も継続して参加しているような人たちが核になって、市民メディアといった活動を行っていくと思う」と語った。