8月31日(水)、湘南台駅西口の無料駐輪場が閉鎖され、1日(木)、同駐輪場から少し離れた場所に、新たに立体の駐輪場(正式名称:自転車駐車場)が開設された。3階建て+半地下の4層に2400台を収容できる。8月末に閉鎖された駐輪場が無料であったのとは異なり、一時利用が100円、定期利用で2000円/月が課金される(2階は1800円、3階は1500円)。

新たに設置された西口駐輪場は、湘南台駅出口Fを出て、みずほ銀行と旧駐輪場の間をバーミヤンの方向に歩き、真っすぐ3分ほど歩いた場所にある。旧駐輪場が駅から徒歩1分未満の立地にあったのに比べて遠くなった。
 無料駐輪場閉鎖のいきさつについて、藤沢市の交通安全課によれば、駐輪台数の限界が理由だという。実際には1500台が限界の敷地に、2000台が駐輪され、その上に200台の放置自転車があり、敷地外まで溢れ出ていた。対策として整理員を配備して対応していた。立体駐輪場の案は以前から計画されており、地主に交渉したが、断られた。拒否の理由は、建物としての駐輪場を建設すれば、ほかの用途で使うことが難しくなるためで、実際に地主側には、他の使い道での計画があったのだという。
 藤沢市は湘南台近辺に土地を所有しておらず、今回も新たな地主に空き地を求めた結果、現在の場所になった。