株式会社プラスゲーテが10月28日(金)から11月6日(日)にかけて行われるカフェウィーク藤沢2005にて、デジタルスタンプラリー「カフェDEスタンプラリー」を実験的に導入する。実験には古谷知之研究室とSIVアントレプレナー・ラボラトリが、共同で参加する。


 カフェDEスタンプラリーは、プラスゲーテが開発したインターネットとRFIDを利用したスタンプラリー。配布されたカードを入退店時に、各店舗にあるデジタルスタンプ台にかざすと、様々な特典を受けることができる。

来店数に応じてスタンプカードのキャラクターが成長する「キャラクター成長機能」は、スタンプラリーの参加者が、インターネット上から自分のキャラクターの成長を見ることができる。また、来店時に抽選を行い、当選者に参加店舗からサービスが提供される「くじ引き機能」、来店数をクリアするごとに先着順でプレゼントが提供される、「スタンプ帳の機能」などが用意される。
 今回の実験では、藤沢駅周辺のカフェ・バー・雑貨店20店舗と、映画館4劇場が参加する。またモニター参加者を募集しており、モニターに参加するには、事前にWEBで登録する方法と、藤沢駅北口オープンカフェでカードを受け取る方法がある。
 プラスゲーテは、國領二郎研究室のR-SATIONプロジェクトのメンバーが、SIVアントレプレナー・ラボラトリの支援のもと、2005年7月に設立した。代表取締役は高橋拓也さん(政・メ修士過程)。
 今後、カフェDEスタンプラリーは今回の実験の結果を踏まえて、イベント会場や商店街など様々な地域への本格的な導入を検討する。プラスゲーテ取締役の花崎智弘さん(総3)は「将来的には狭域商圏におけるポイントカードの共通化などへつなげていく」ことを考えていくという。