先日行われた、ORFのセッション「創造的破壊者としてのSFC」において、冨田勝環境情報学部長は、AO入試9月入学の審査方法を見直す動きがあることを明かした。海外からの受験生には面接審査を行わず、書類審査だけで合否を決める方向で進んでいる模様。


 冨田学部長はセッションの中で、AO入試9月入学を受ける海外在住の高校生に対しては面接審査を撤廃し、書類審査だけで選考する方式をなるべく早い時期に導入すると述べた。現在、小島朋之総合政策学部長も交えた議論をしており、実現の可能性が高いとのこと。海外の優秀な高校生を、SFCが取り込んでいきたいという狙いがあると見られる。
 冨田学部長は、10月に行われたSFC CLIPのインタビューで、「9月入学において、海外の日本人高校生がもっと受験して欲しいです。優秀な海外の高校生がたくさんSFCに集まるような仕組みを考えたいと思います」と答えており、今回の動きはこれを本格化させたものであると考えられる。
 SFC CLIPでは今後もこの動きに変化があり次第、続報をお届けする。