今月末で閉店する藤沢駅北口の百貨店である丸井藤沢店の後継店舗に、ビックカメラが内定した。ビックカメラ藤沢店(仮称)は店舗面積13,000平方メートルを予定しており、同社の最大規模の店舗となる見込みとのこと。


◇小売店舗の閉鎖、出店相次ぐ

丸井藤沢店は1979年に開店。地下一階から地上八階までの売り場面積は約22,000平方メートル。近隣のショッピングセンターの進出なども影響し、売り上げは一時期の6割程度に落ち込んでいた。藤沢駅前では97年にも西武百貨店が撤退し分譲マンションとなっており、今回の丸井の撤退で駅前に残る百貨店は小田急百貨店とさいかやの2店舗のみとなる。
 一方で藤沢駅近辺には2004年に湘南最大級のショッピングモールである「湘南モールFILL」がオープンしており、3月にはその裏にディスカウントストアのミスターマックスをキーテナントとした大型ショッピングセンターがオープンする予定。

◇市民の意見
 今回のビックカメラの出店について市民からは「パチンコ屋でなくてよかった」「大きな電化製品店が無かったので嬉しい」といった歓迎の声がある一方、「今の店舗がなくなってしまうのは寂しい」といった声もある。