4日(木)、浅野史郎総合政策学部教授が急性白血病のため、東京大学医科学研究所附属病院に入院した。担当の「政策協働論」や「未来構想ワークショップ」、研究会は他の教員が代行する予定。


 浅野教授は今週、担当する授業で急性白血病により入院する事や、来週からは講義ができない事などを説明した。具合の悪そうな素振りはなく、「3月には東京フルマラソンも完走した程で、表面上はいたって元気」と語り、「復帰には早くて半年かかるが、病との厳しい戦いに勝ち抜いて、(遅くとも)1年後には復帰したい」との決意を表明した。
 浅野教授の白血病の完治には骨髄移植が必要であり、浅野教授の支援者らは「浅野史郎さんを支援する会」を結成し、骨髄バンクへのドナー登録を呼びかけている。
 来週の「政策協働論」は休講だが、「未来構想ワークショップ」はグループワーク形式で授業が実施される。浅野教授の授業を引き継ぐ教員、テストやレポートなどに関しては、対応が決まり次第掲示される予定。