今年も「総合政策学の創造」の授業で政策コーカスが行われる。昨年と同様に生協前などで演説が行われるほか、今年からはTwitterや Ustreamなどを使ったネット上での選挙活動も解禁される。


 テーマは「移民受け入れ政策に関して」。テーマを選んだ理由に関して、国領二郎総合政策学部長は「世界の歴史、国際的な政治状況、経済などマクロな視点と、文化、地域社会(教育、住宅)、言語政策などのミクロな視点を両方が必要なテーマを考えてほしかった。また、このような大きな問題について、学生が何ができるかを考えて欲しかった」と説明。非常にスケールの大きなテーマに候補者たちがどう立ち向かうのか、注目が集まる。
 今年はネット上での選挙活動も解禁され、Twitterでの意見表明や、Ustreamでの演説の生放送といった選挙活動が行われる見込み。デジタルメディアを使用した自由な選挙活動について、国領学部長は「問題が起きる場合には問題を体験することに価値がある」と語った。
 投票権はSFCの学生のみならず外部の人にも与えられる方針で検討されており、より拡大するコーカスの投票結果に注目が高まる。